娘二人の不登校(家庭編)
不登校、増えていますね。状況はそれぞれとは思いますが、親にとっては大きな心配事だと思います。
私の娘二人も中学時代に不登校になりました。
不登校は本人だけの問題ではなくて、家庭、母親、父親、学校、教育システムなど
多方面に及ぶ警鐘を鳴らしてくれていると考えています。
不登校を通して、少しでも関係者が気づき良くなることを願って、私の経験をシェアすることにしました。
まず今回は、家庭的背景からお伝えしますね。
メッセージなど、いつでもお待ちしています^^
家庭的背景
2011年に離婚しました。
当時、長男高校2年、次男中学3年、長女小学5年、次女小学3年。4人とも、まだまだ手もお金もかかる時期。
当然ながら、離婚はとてもストレスフルな出来事です。私も子供たちを抱えて、大きな不安と恐れの中にいました。
そして気持ちの整理ができないまま、子供たちを連れて実家に帰ることになりました(19歳になった長男は一人暮らしを始めたので高二の次男、中一の長女、小5の次女を連れていきました)が、私の母は私たちを拒絶しました。理由は「うるさいから一緒に暮らしたくない」ということでした。でもほ他に行く場所もなく、母に頼み込んで転がり込むことになりました。うるさくしないよう子供たちに良く言い聞かせ、私も母に気を遣い、一時はこのまま母と楽しく暮らせると思いました。箱根旅行に行ったり、みんなのお誕生日を順番に祝ったりしていた時期は子供たちも落ち着いていて「感謝と幸せ」を感じて暮らしていました。この時期に末娘が「幸せすぎて怖い」とつぶやいたことが忘れられません。
しかし、私たちを心から受け入れていなかった母は、些細なこと(観たいテレビ番組の違いや子供たちの笑い声がうるさいなど)で機嫌が悪くなってきました。更に母の妹や義弟が立て続けに5人も亡くなったこともショックだったのでしょう、母の精神的なバランスが崩れてきて(恐らく痴呆症状もあり)私や子供たちへの暴言や無視といった行動が出始めました。そして、そこから子供たちは落ち着きを失いました。
「私が離婚したせいで、実家の母とも揉めてしまい、結果として一番大切な子供達を傷付けてしまった。」本気でそう思っていました。深く自分を責めていました。
次回へ続く